我が家の胃腸炎戦争24年夏
7月5日金曜日早朝の次男の嘔吐から、この体調不良の連鎖は始まった。辛すぎたので文字にして昇華する。
5日金曜日前述のとおり次男の嘔吐により、夫が半休をとってくれたため、末っ子を託して私は次男をかかりつけのお医者さんに連れていくことができた。胃腸炎との診断で吐き気止めの座薬のみ処方され帰宅した。帰り道食べられそうなものをドラッグストアで買い家で休むことにした。
6日土曜日
次男はお腹がゆるいもの回復に向かい、この程度ですんでよかったと一安心していた。この日私は友人とランチに行く予定があり、次男の体調落ち着いてよかった♪程度であった。ランチはカレーの有名店にいきスタバでお茶もできた。友人とランチなんて、出産してから記憶にないのでそれはもう大変楽しかったのです。そのとき倦怠感と筋肉痛のような痛みを感じていたけれど、気にならないくらい楽しかった。その後美容院に行き髪の毛をさっぱりできて、本当に充実した日だと思っていた。一方子どもたちは夫と一緒にショッピングモールに出かけ、ゲームを楽しんだそうだが、ここで次男がトイレ間に合わず、、、遊びに夢中でおしっこを我慢していた様子でした。夫の奮闘ぶりが目に浮かび、落胆する気持ちに共感しました。楽しませてあげよう、連れて行ってあげようって思う時こそこういうハプニングがあります。この現象はなんなのでしょうか。これはこれでまた書こうと思います。
夕方家族全員帰宅し一息ついていた頃、今度は末っ子が嘔吐しました。吐き方で分かる。これは感染している。それから何度も前触れなく吐くので三回着替えた。今夜は長くなりそうだと考えつつ私自身も胃がむかむかする感覚があった。もしや、私までもか、いや今夜はこの子の看病があるのだからしっかりしなくてはと気持ちを奮いたたせなんとかお風呂にまでたどりついた。子どもが極端に重く感じる。私自身も具合が悪いと認識せざるを得ない状況だった。お風呂上りの子どもを夫に託して、そのあとはもう胃の不快感を無視できなくなり、私も吐いた。吐いたのはつわり以来だったが、格段と辛い吐き気だった。涙を流しながら、イヲカラニセヨという本能に従うしかなかった。その夜はどう過ごしたのだろう、とにかく夜が長かった。明け方、長男が嘔吐。こちらも全力嘔吐、寝てはいられず夫がリビングに連れていってくれたため、私は末子の世話に集中できた。とはいえ相変わらず末子は前触れなく吐く、私も気持ち悪い、発熱とあっては一緒にうーんうーんと唸ってわるいものに打ち勝つのを待つしかなかった。パジャマやシーツに敷いたタオル、毛布すべて汚れてしまったがどうにかしようという気力がなかった。
7日日曜日
朝がきて、長男の嘔吐が激しくなり水分をとるだけでも戻してしまう。何も飲まずに胃腸を休めるべきだと頭では分かるが、のどの渇きに打ち勝つのは大人の私でも難しい。家族の体調を整理する。夫、なんだか嫌な感じがする。私、熱と下痢、頭痛。長男、嘔吐、下痢、熱、頭痛。次男、回復傾向食欲もあり。三男、嘔吐、下痢。一家全滅一歩手前である。この日の昼には夫も発熱し、見事に仲良く全員体調不良となった。次男だけは回復傾向で人を気遣う余裕が出てきていたが、このいい人キャンペーンも期間が非常に限定されており、翌日にはお腹すいた怪獣となる。
8日月曜日
長男はまだ吐き気がおさまらず、どこでも構わず豪快に嘔吐する。ここにお願い、とビニール袋等でエチケット袋を用意するものの、数回のうち一回でもそこに済ませてくれたらいい方だった。仕方ないと理解できるものの、余裕がなくいらだちを隠せなかった。キッチンペーパーを1日で1ロール消費した。汚れたタオルもそのまま捨てた。
9日火曜日
なんとクレジットカード紛失が判明。最後にカードを使用した記憶があるのは5日金曜日だ。確か、次男の小児科の帰り、何か食べたいものがあれば、とドラッグストアに寄ってカードで支払いをしたはず。うん、脳内に記憶を再生させて思い出す。あの時私はレジで支払いを終えてカードケースにカードを納めた。ということはドラッグストアに落としてきたのかなと考えた。やだ、クレジットカードだけじゃない、運転免許証だってこのケースに入ってる、あちゃ~。この時すでに三日以上経過しているので、心臓がバクバクして冷や汗をかいていた。体調だって万全でないのにこんなときにいいいいいいいいと休むに休めなくなった。それからあわててクレジットカードを止めた。免許証は再発行に出向くしかない。すぐにでも行きたいくらいだがいけるわけがない。
頭の片隅にどうしようが常に浮かんだ状態で過ごしていたがこの後あっさり解決する。幼稚園に次男を迎えにいき、カード失くしちゃったと道中話していたら、あーこれ?と次男が見つけてくれた。(正確には隠していた)よかたああああああああああああああああああ。隠されてたのは、次男なりの構ってもらえなくてさみしかったときの反抗のようです。本当に困るからやめてと穏やかに伝えられたのは、見つかった安堵が怒りを上回ったから。そして具合悪いからです。貴重品管理は慎重にと改めて思いました。
感情のコントロールに体調管理は重要
こんな具合で夏休み前に家族全員で体調不良だったわけですが、感情のコントロールは難しいと再確認いたしました。母も人間ですから、がちがちにこうあるべきと自分をしばらずに本能丸出し感情爆発もあるわけです。そういう自分もここ数年は嫌悪感なく受け入れられています。自分を一番大切にできるのは自分。もっともっと愛してあげようってね。とにかく、健康って本当にありがたいことです。
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