桜満開の日、卒園しました
次男が幼稚園を卒園しました。
三年間お世話になった先生やお友達とお別れです。
先日の卒園式では背筋を伸ばして椅子に掛け、呼名の際には大きな声で返事をしていた。
心も体も大きく育ちました。
二人目の子とあって、落ち着いて式に参加できていて「私、泣かずに最後まで見られるかも」と自分を客観視していました。
でも結局号泣でした。二人目といえども親にとって幼稚園での三年間は感慨深いものでした。
特に歌を歌う場面は泣けて泣けて仕方なかった。
幼稚園に行きたくないと涙をこぼしていた子が、いつの間にか早くいきたいと言うようになり三月になるとお別れがさみしいというようになった。3年の月日は彼の人生の中で素敵な思い出になっている。四月からは小学生。たくさんの新しい出会いにきっと毎日がいっぱいいっぱいだろう。
少しずつ生活に慣れて、楽しみを見つけてほしいな。
桜舞い散る日、入学式
あっという間に入学式。入場の際には表情が硬く、伏し目がちだったけれど目があうとにっこりしてくれてホッとした。六年間学ぶ学校でどんな思いでができるか楽しみにしているよ。翌日の下校には迎えにいき一緒に下校したが、はやく宿題をやりたいといっている。なんとも希望に満ちているのかと感心した。ゆっくりでいいよ。君には時間がたくさんあるのだから。
あしひきの山桜花日並べてかく咲きたらばいと恋ひめやも(山部赤人)
奈良時代の歌人・山部赤人が詠んだ歌です。桜といえば、と思い出した歌。桜が何日も咲いていたら恋しいとおもうだろうか。桜は咲いてからあっという間に散ってしまうからいいのだ。この歌がこの行事がたてこむ春の揺らぐ心に沁みる。限りがあるからこそ、素晴らしいことがあるのだと。
新生活を迎えるみなさまに幸あれ。
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