20分の天体ショー
私の子どもの頃の思い出、一番は母と観た流星群。おそらくふたご座流星群だったのではないかなと思います。観たことある方いらっしゃいますか。
夜空に走る青白い光の帯が現れる度に胸が高鳴った。天体の不思議に魅了された。
有名なスポットに行ったわけではなく、近所のスーパーの駐車場に車で行き、エンジンを切って毛布にくるまりながら観ていた。しんと冷える車内で目を凝らしてみていた少女の私はきっとキラキラした表情で空を見上げていただろう。私たち親子の他にもこの天体ショーめあてに来ている人が何組かいた。ダウンコート帽子手袋耳当てマフラー、装いは様々だったけれどみんな空を見上げているのは一緒で名付けようのない一体感があった。キラッシューーーーキラキラシューシューシュー歓声があちこちから聞こえ、平和を見た気がした。そうだこの場面は平和だ。地球に隕石が落ちるわけではないと知っている。天変地異の現象ではないとしっている。そうだ、人類に~でないと知っているのだ。害がないとわかっているから生まれた一体感なのだな。
寒さに耐えかねて20分観て帰ったが、その夜なかなか寝付けなかった。まぶたには光の帯が残り耳に残響があるような気がした。手足の冷たさと気持ちの熱さがいつまでも仲良しになってくれなくて眠くならなかった。
どうして連れて行ってくれたのか
流星群を観に行けたのはなぜか。子どものために冬の夜でかけることなんてできたらしたくはなかっただろう。貴重な休息時間を奪われるのだから、母は思い切ってくれたのだろうなと感謝している。父に知られたら反対一択であるから、夜逃げ同然のような足さばきで歩く。車のエンジンもこの時ばかりは爆音に聞こえる。罪悪感がぬぐえなかったが、今考えれば気にしすぎていたなと考えられる。
また観られる!2024年から2025年の流星群 日程紹介
- ふたご座流星群
12月14日頃 - しぶんぎ座流星群
1月4日頃 - こと座流星群
4月22日頃 - みずがめ座η(エータ)流星群
5月6日頃 - みずがめ座δ(デルタ)流星群
7月31日頃
このような日程で天体ショーが観られそうです。
おすすめはやはりふたご座としぶんぎ座の冬の流星群です。空気が澄んで綺麗です。
星ってずっと見てられます。キラキラが何光年も前から失われずに届くなんて素敵です。あの星にはなにがあるのかなと思いを馳せるのが好きです。どこかの星から地球をみて同じように思っているなにかはきっといると思います。
そういえば、星でよく思い出すのは北極星、ポラリスです。そしたら芋づる式に冬のソナタを思いだすのです。今となっては韓流ドラマはあって当たり前ですが、冬ソナの頃には大変貴重な韓国文化に触れる手がかりでしたよね。俳優陣の演技には泣かされまくりました。その後、チェ・ジウつながりで天国への階段を見始め、キム・テヒの美しさに目を奪われるわけです。いやー懐かしいな。
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